珍しい花を見つけたので摘んでみたらそれはあなただったってだけの話ですよ。つまり俺はあなたの首を興味本位で手折ってしまったわけですけれど、まったくうんざりするような話ですよね。と俺は少々長めの独り言を部屋の隅にあるそれに語りかけたのである。俺を見るそれは疲れたように笑った。
(主足)

番長「ふえぇ><」足立「おえぇ><」
(主足)

ルドガー「俺の兄さんが実はトマト界の妖精だった話はもうしたっけ?」エルちゃん「たまに喋ったと思ったらこれだよ」
(ルドユリ)

あなたに殺されるなら俺はいたって真面目な顔でメルヘンに殺されたふりをしてみせよう。魔法にかかったように糸を絶って霧のようにさらさら消えていくのだ。ああなんて素敵な愛の形だろう!そう語った俺に対し、足立さんは現実めいた嫌悪を吐いた。相変わらず君の言う愛って押し付けがましいね、って。
(主足/めるへん男)

「アイラブユーにこだわったりしなければ僕らはもっと短い人生の中で知らないものにまみれながら死ねたはずだよ」足立さんは全く似合わない台詞を文字通り吐いて、蜃気楼のように消えてしまった。今は言いそびれた幸せを舌の上に置いた俺だけがこの世界に佇んでいる。
(主足/足立さんによく似た愛)

「足立さんおはようございます」「」「え?もー朝から恥ずかしいこと言わないでくださいよ」「」「俺だって足立さんのことすーっごく大好きですよ」「」「足立さん最近口数減っちゃいましたね。寂しいなあ」「」「ごめんね」「」
(主足)

そう言って目を伏せた花井は次の日部活を辞めた。言い逃げとか主将のすることかよ、かっこ悪いやつになっちゃったな花井。花井はこれから予備校に通ったりして忙しくなるんだって。クラスも違うしもうあんま会えないかもね。オレも好きだってあのとき答えとけばよかった。花井もオレもバカだ。
(田花)

「ねえアルヴィン結婚して。わたしを撃った責任とってよ」「ジュードに見せつけるためか?」「…違うよ」「悪いけどそこまで都合のいい男にはなれない」「……」
(アルレイ/青い花パロ)

萎びたキャベツは足立さんによく似た表情を浮かべて俺のことを笑った。ように見えたが、どうやら幻覚だったようだ。そりゃあそうか。さて、今日の夜はこのキャベツと硬いレンコンを使って足立さんにお弁当を作ろう。
(主足)

「今日もきれいですね」あなたは美しいったら美しい。いつだってそうやって変わらないままで俺の傍にいてくれるんですね。毎日あなたが傍にいるだなんて、幸せ。ああ幸せだなあ。それじゃあ俺学校に行ってきますから、今日も待っててね。愛してるよ、本当ですよ。ふふ。
(主足/恋人はお漬け物)

夏樹「この前DUCKのカレー屋でカレー頼んだらスプーンがついてなくて、本格的なインドカレーの店なんだなと思って手で食ってたら後からアキラがすげえ申し訳なさそうな顔でスプーン持ってきた」
(コピペネタ)