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小ネタ詰め

・FE風花



目の前の閃光と刹那に気がついてしまった。それは相手の刃が反射した光の姿を取って俺の網膜に刺さる。無意識に足は前に歩む、いや走る。翳らせるなその光は必要だ、誰にとっても、俺にとっても。…なあ、もし、あんたが不死身だったなら。こんな感情になんて一生気がつかなくて良かったのにな。
(レトシル)

いつの間にここまで絆されていたのかももはや分かりはしない。ただ分かるのは、今の自分は確実にあいつらには見せられない顔をしているということだけだった。あんた正気かとこっちが尋ねる前にその手がゆっくりと勲章と名のついた傷をなぞる。「約束通り、選んだ責任は取る」……忘れてろそんな軽口!
(レトシル)

ああ今確実にひどい顔してるな。そう思い枕に顔を埋めようとした瞬間、強い力で腕を掴まれた。目線を横にやると悲しげな顔がそこにある。「隠さないでほしい」「…さすがに涙と涎まみれの顔見られるのは恥ずかしいんだが」呟けばきょうだいの瞳はより悲しげな色をした。…本当に俺の顔好きだなあんた。
(レトクロ)

「どうだ先生。美少年の顔見ながらやるってのは最高だろ?」薄い紫を揺らしながら生徒は笑う。夜の闇の中でその唇の紅が艷やかに光った。ユーリスの手は子をあやすように頬を撫でてくる。「しかしあんた、いちいち可愛い反応してくれるな。まさか初めてか?」「そうだ」「ははは!そりゃ幸運だったな」
(レトユリ)

クロード・フォン・リーガン、あの男だ、あの男は俺の女神を嗤ったのだ。忘れもしないあの夏の日、女神への信奉を語った俺にあの男は微笑んだ。しかしただの微笑みではなかった、その中に確かに嘲りの意は含まれていたのだ。妄想などであるものか、俺は見た!あの男は俺と俺の神を嗤ったのだ!
(モブとクロード)

「あれは何だ」「死体だ。首が折れてるだろう」「あれは?」「あれも死体だ。腹が裂かれている」「あれは」「死体だな。後で目を閉じておいてやろう」「お前は?」「うん?」「お前は何だ」「……生きているつもりだが、お前から見れば何なんだろうな」
(レトディミ)


・その他

簓「オカンがな、思い出されへんディビジョンがある言うねん」盧笙「特徴言うてみいや」「まずな、ポップな印象や言うねん」「フリングポッセやがな。あそこはポップな印象が売りなんやから」「でもオカンが言うにはな、みんな倫理観がしっかりしてるらしいねん」「ほなフリングポッセちゃうやないか」
(ヒプマイ/簓と盧笙 ミル●ボーイネタ)

オマエらダンデはどうした、ボールはどうした、Tシャツは捨てたのか、新しいチャンピオンのファンだというオマエの部屋ではどうせダンデのグッズが隅に追いやられている、いい加減変わり映えのしない王の顔にみんな飽き飽きしていたとネットで誰かが呟いていた、……オレだけがまだここにいる。
(pkmn/ダンデとキバナ)

その方は堂路桐子という名だった。堂路博士のご令嬢、歳は私達と同じ頃だ。一目見たその時から私はたちまち恋に落ちた。糸のように繊細で美しい髪、儚く浮かぶ笑み、少し低い声。すべてが私を夢見心地にさせた。ただ眺めていられるだけで幸福だったのだ。あの男、比治山隆俊が現れるまでは。
(十三機兵/モブと比治沖)

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