「お前が好きだ、キスもセックスも全部してえってもう何年も前から思ってる。よかったな、両想いだ。これで満足かよ」
僕に壁へと追い詰められ逃げ場をなくした友人は、そう言うとこの世の全てを憎むような瞳をこちらに向けてきた。なぜそんな態度を取るのかまったく理解できない。僕は彼が好きで、彼も僕を好きだ。ひとまずはこれだけで完結する話ではないのか。
「どうしてそんな顔をしているんだ。言葉にしてくれないとわからない」
「わからない?は、付き合いばっかり長くても何もわかりあえてねえってことだな、オレたちは」
「君が何をそんなに不満に思っているか見当もつかないんだ。君はいま何を考えているんだ、ユーリ」



もうちょっとフレンぴユーリのことわかってるかもなと思ったけどどうだろう わからない…