ねえおじさんあなた僕のことどう思ってるんですか。好きなんですか嫌いなんですか。ああ言わなくていいです嫌いなんですよねわかってます。じゃなきゃ俺なんかにうつつ抜かすなよなんて言いませんよね。

「俺は輝ける若人に真っ当に生きてもらいたいって思ってるよ」

そう言ってグラスを傾ける彼はガラスの向こうに誰を見ているの。おじさん目を覚ましてくださいそこには揺れるシャンパンしかありません。あなたのだいすきなひとはそこにはいないんですよ。