かっぱえびせんとか、カールとかって、潰して粉々にしたら、一袋分は手のひらに乗るくらいの量じゃないですかね。一口か二口で食べられちゃうんじゃないか?。でも、栄養サプリならともかく、スナック菓子をそんなふうに食べたい人はあまりいないでしょう。 空気を混ぜてナンボなんです。

また、骨伝導のイヤホンてのがありますが、もし音楽の振動を聴覚には一切伝えず骨にだけ伝えたら、どうなるんでしょう?クラシックだと健康にいい振動だったりするかも(笑)しれないが、骨で感じる振動だけで何をどこまで楽しめるでしょうね?

中心姿勢、中心力動作の説明をするうえで、『腰椎と仙椎の接合部を反る』だとか、『股の力を抜く』だとか、『横隔膜はそのまま』とか、いくつかの『正しい』説明がなされます。ですがそれは食品で言えば栄養素であり、音楽で言えば楽譜。そうした説明の一つ一つは、たしかに『正しい』ですが、中心姿勢とは、中心力とは、反れた腰仙関節や抜けた股や力んでいない横隔膜のことではないのです。中心姿勢は空氣でできるのだ。中心力とは空氣力である。

そのことをふまえ次回、『表層筋力でつくる姿勢や横隔膜筋でする呼吸は『剛力』。かたや深層筋でとる姿勢や全身筋膜を使う呼吸は『柔力』。空氣力を最大限活かせるのは‥』
につづく