クルマでシンタイコウ

バイク通勤での雨風や寒さに耐える根性がなく、格安のクルマを見つけて買いました。
この際マニュアル車がいいとかなんとか言ってられず、オートマ車です。そもそも安いマニュアル車が存在してません。

だが、一昔前のオートマは、今のやつよりなんだか人間が操作してる感があるようだ。父親の乗ってる新しいやつは、超スムーズで静かだが、ただそれだけである。余計なお節介すぎる装置も満載ですし、それとこれは、まるでスマホとガラケーの違いにそっくりである。
加減速の案配は勿論、キーを挿してひねることとか、ハンドリングとか、あらゆる些細なタッチ具合が、身体性の排除でなく人車一体感を求めるサマが残っている。




次回予告
「横隔膜のシンソウ」




♪アタシは君のメロディーや、その哲学や、言葉すべてを 守り通します 君がそこに生きているという真実だけで幸福なんです (椎名林檎、幸福論)

朝、ジャパンブルーのデニムに脚を通した瞬間、ほへーっ となる。つまり幸福な気分になる。履き心地が通常のジーンズとだいぶちがう。これだーっ!これしかない!という感触に包まれる。
姿勢術もまた同じこと。これだーっ てな姿勢がある。
そうゆう姿勢に日々取り組み、どんどん馴染んでゆくそのシセイはシンタイのカタチとなってゆき、よそよそしさはなくなってゆき、当たり前すぎるほど当たり前な、今ここにある幸福そのものになるのです。


私の指名料は高いとボヤいていたらしい人か、私を指名して来店したので、あれ?どうした?と思いました。訊くと、「あの気持ちよさが忘れられなくて……」という。
私も、ジャパンブルーの履き心地が忘れられません(笑)

人それぞれ、好みや感性に違いがあります。ゴリゴリのマッサージやガチガチのジーンズが好きな人は沢山います。ソッチとコッチの違いが分からない人もいますし、べつにどっちでもいいという人もいます。
私の手技こそが至上であるわけではありません。だが私はワタシを譲らない。譲るわけねえじゃん。譲れないんだもの。



身心洒落

従来の古着屋よりも、リサイクルショップの方が楽しいです。従来の古着屋は、アメリカ古着ばかりを扱います。アメリカ古着は、丈夫で味わいがあってカッコいいとされてきました。それは間違いではないとはいえ、メイドインUSAであることと年代物であることが盲目的に支持され過ぎて、古着文化は少しオカシなことになったけれど、リサイクルショップの台頭により、正常化したと私は思います。

リサイクルショップのほうが、とんでもなく意外な「ほんとうにいいもの」に出会える。しかも適正価格で。そして、「この店で買えば間違いない」的な保証はない。つまりセンスを委ねることは出来ない。セレクトする責任は自分自身であり、セレクトショップのオシャレ店員さんではないのです。オシャレな古着屋に並ぶセレクト古着ではないのです。グーグル検索で出てきた「今年のトレンド」ではないのです。




アシモトとはどこか

アシモトを 足下 と記した場合は、足底部を指すことになるでしょうけれども、 足元 とした場合、それは何処か。

脚の付け根は横隔膜のすぐ下である。だが足元は、もっと下。仙腸関節が 足元 だ。手の細かい動きですら、ここから動作するのだ。「そのようなイメージ」ででなく、ほんとうにアシモトから動作をするのだ。

私はここしばらく、肥田式の聖十字操練に似たオリジナル体操をしていますが、それは相当の脱力をする必要がある。しかし自然体休養姿勢との決定的違いは、アシモトはビンビンのギンギンに活かすこと、です。

死ぬほど脱力出来ないかぎり、アシモトからの運動は、叶わないのである。脱力していないのに仙骨から動けとか中心から動作するとかいっても、しょせんはエセ運動にしかならない。死ぬほど脱力出来ないかぎり、人は卑怯な真似をするしかないのである。


エセを許さない厳しい姿勢を要求するシンタイコウ動作を開発しました。が、

開発者自身の私がそれを完璧に出来ない(笑)








テンネンとシンネン

海岸で物を拾ってやりくりする生活ではなくなったので、久しぶりにジーンズを買いました。
とはいえリサイクルで。十数年前からは、「ユニクロの価格帯でユニクロよりはるかにイイ品質のユーズド服を見つけて買う」ことが私の楽しみ&テーマになっています(笑)
が、ほんとうに欲しいものがあれば新品を定価で買います。

で、とんでもなく素晴らしいジーンズを見つけたのです。ジャパンブルー というブランドのデニムです。履いた瞬間、幸せホルモンが分泌されます(笑)
手間をかけて作れば、綿素材でも、ケミカル素材に負けないストレッチ性や保温効果は出せる。なおかつ「生きた心地」のする肌ざわりは天然素材に特有のものです。
さらにこのブランドは、アメカジやビンテージデニムの呪縛には囚われていない。リーバイスこそが本物という観念とは別次元の、私がおもうにこれこそ本物のデニムだ。履けば一発でわかる。リーバイスから始まったジーンズは、ここにきてついに完成したのだ。

今後リピートするときは新品を買うつもり。てゆうかもう、デニムはジャパンブルーか鬼デニムしか買わないかも。




前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2021年10月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
アーカイブ
カテゴリー