シンデミック


最近大相撲の幕内で、炎鵬という小さな力士が奮闘していますね。負けるときは吹っ飛ばされるように負けてますが、今のところ他の力士のようなテーピングまみれではなく、綺麗な体をしています。どんな稽古をしているのでしょう。上背もないから体重を増やしたってたかが知れているだろう。 流行病、もとい流行の筋トレはしてんのかな。してないのかな。

ところでじつは私は、6パックがうっすら出ています。でも、強くなる一方の体幹は6パックの作用ではありません。腹筋運動は絶対にやりません。腹直筋が何パックに割れようがソレは幹の皮だよ。

催眠術にかけられて、上に乗られても鋼鉄のように身体が折れなくなる人がいますが、ボディワーク的にそれと同じようにするには、何の疑いも差し挟まず身体の芯を通るチカラを通してあげるのです。つまり鍛錬ではないのです。自己催眠という言い方も適切ではなく、むしろ『脱催眠』である。
シンタイバックベンドも、新聞紙突きも、シンタイ禅も、チャラ手も、全部同じこと。自己にかけていた催眠を解いていく作業なのだ。

強健術だって同じでしょう。私が肥田式強健術と肥田春充に着目する点は、著書から伝わる情熱感よりも、あまりにもアッサリとした、余計なことを一切しないあの動作です。彼には一切の催眠がかかっていない。





デマとウイルス



漫画『デビルマン』の終盤を思い起こさせる世相だね。
先日久々に自転車で街に出たとき入った店で、私に飛んでくる少しキツイ視線をたびたび感じた。気のせいかな?それとも慣れない自転車漕ぎでヘロヘロになっていた挙動がオカシイのかしらん。ま、どうでもいいこった。と、始めはおもっていた。
だが。
たどたどしい手つきの研修生みたいな人が会計をした。やり方がよくわからないらしく、先輩を呼んだ。ちかくにいるのに何の応答もしない。なんだか聞こえないフリをしているようだった。
あ。そっか。
違和感の理由がわかった。たぶん私がマスクをしていなかったからでしょう。他にマスクをしていない人はほとんどいなかったから。

マスクとトイレットペーパーの棚はガラガラでした。

ウイルス問題に限らず生活の局面であらゆる『デマ』は常に流されている(極端にいえばCMなども巧妙なデマだ)し、また各々が『セルフデマ』を思考に流している。それは常在の雑菌みたいなものだとおもいます。ですが、不安だとか恐怖心が着火剤になって、雑菌は悪玉と化して活性する。

整体業というのは、シークレットセルフデマウイルスで発症した人を常に相手にします。私の施術法は殺菌ではなくただの雑菌に戻すことです。
そして整体を受けて一時的に治すだけでなく、免疫力がつくことが理想です。真体功がそのお役に立てれば幸いです。






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