広告等で最近よく見かける、ハニカム構造の、無重力クッションというやつが、家にありました。 座ってみました。フワッフワです。非常によくできています。腰痛の人にはとても効果がありそうです。
しかしこれをボディワーキーに、シンタイキーに捉えると、また別の印象を受けるのでした。外的に重力の抵抗を無くすと、ボディワークにとっては『妨げ』となるのである。シンタイコウは、シンタイによって重力との闘いを止めるのである。無重力クッションはそういうシンタイを研く機会をスポイルしてしまう。 コレはあくまでも『疑似体験』のツールとおもえばスグレモノです。よーするにドラッグと同じです。
前記事の写真のポールなども、作用は逆とはいえ、疑似体験ツールという意味では同じです。
そしてもっと言ってしまうならば、肉体そのものがそもそも、疑似体験ツールのような気がします。肉体とともに地球で生きていること、なんとこれ自体が、疑似体験なのです。