真動

上下左右に振動する台に乗るだけで、ダイエットや筋トレ(インナーマッスルアウターマッスル共に)や全身凝りほぐし効果のあるというエクササイズマシーンが人気みたいですね。私もあれは非常にいいんじゃないかと思う。実際乗ってみないと確かなことは言えませんが、完全に受動的に立っているだけで、スワイショウをやっているようなもんだろう。いや、スワイショウよりも優れているかもしれない。ウォーキングに時間をかける必要もないだろう。とにかく相当のスグレモノであるような気がする。ボディエクササイズのオールラウンダーだ。立っているだけなのに!。


買って乗っていろいろ検証してみたいけど、いい物だと10万位するみたい‥。さてしかし、ただ受動的に立っているだけ、というメリットの裏腹に、デメリットはあるだろうか。たとえばカーナビはルートを何にも考えなくてもとにかく行先に導いてくれる代わりに、人は道を覚えなくなる。電話番号をプッシュする必要の無くなった私達はもう他人の番号を覚えてない。
完全受動、自動で絶好の身体運動になるということは、自分が質のいい運動をするセンスを身に付けるために悪戦苦闘することもなく、脱力をするためにリキミと向き合って右往左往する必要もないのである。これは、無条件に喜ばしいことか。それとも、実は重要なことをスポイルしてしまうことなのか。

私は、「身心の効能」だけでいうなら、こんなスグレモノは大いに活用したらいいとおもう。仕事が忙しい人や、アスリートにとっても競技前後の身体ケアなんかに役立つとおもう。しかし、東洋体育としては、マシーンがもたらしてくれる身心の効能は、入口に過ぎない。


てゆうか、私はあのマシーンについて考察してるうちに、逆にシンタイコウ的アイデアやインスピレーションが生まれた。

つづく

最強の尻トレ

尻トレがブームらしいが、シンタイコウ式バックベンドラゴンロールは最強の尻トレだとおもうよ。
巷の尻トレってたぶん、尻の見た目をどうするかが重要課題なんだろうけど、それは勿論のこと、バックベンドラゴンロールはなんといっても「使える尻」になるのである。どう使えるかって?こちとら本物中のホンモノの体幹力が付くってんだよ。べらんめえがよ。


そういえば肥田式簡易強健術十種には臀部筋に特化した動作がありません。そして肥田式は腰を反る腰を反るいうけど、不健康な反り腰&出っ腹と、チカラの出るソレの違いは、尻の下部の筋肉が確り使われているのかどうかの違いがあるとおもう。だから簡易強健術に幻の第十一種としてバックベンドラゴンロールを入れるべきなんじゃないかとおもう(笑)。いつか中心練修会に参加して臨時ワークショップをしてみたいくらいだ(笑)が、そのうち三宅先生に打診してみよう(笑)。

ついでにいえば、身体前面の鼠径部(コマネチライン)の中央を、内部に引っ込めることも大事です。そうして下丹田の奥には、ものすごくエネルギーが集約されます。へたすりゃ自身を破壊しかねないほどです。腰は勝手に入ります。おそらく絶倫になる人もいるでしょうが、こればかりは私自身は証明できません(笑)。
以上、シンタイリキのケツテイリキの話。


次回予定
「中心力と部分力、ゾーンとシンクロニシティ」







真クロニシティ

強健術の聖十字体操を基にしたシンタイコウ式フラクタル体操は、呼吸の仕方は全く身体にまかせている。すると、おもいもよらない動作タイミングでおもいもよらない呼吸の仕方が起こるのだが、これがまた、いい。質も量もいい。深く全身に行き渡る呼吸ができる。

ではこれを、どのようにやるのかを、人に伝えるとするならば。どう説明するのか。
世の諸々の呼吸メソッドの説明のように、腹や胸をどうするとか動作をどうするとか、そういう説明をしてそのようにやってもらうとします。そうすると、台無しになるとおもうのです。ある程度うまく出来たとしても、健康体操をしたのと同じような、ただ一応なにかしらの運動刺激があるから多少気持ちよいだけのものにしかならない。

以前の記事でフラクタル体操は女性のオーガズムに似ているかもしれないというようなことを書きましたが、まさに、フラクタル体操は、セックスライクにおこなう体操です。セックスのとき、セックスマニュアルどおりにやったら、一体なにが得られますかね。締まりのよいマンコは男に喜ばれるからと、括約筋を任意で収縮させて締めるマンコと、もっと奥深くからのウネリで締まるマンコでは、チンコのキモチよさは全然ちがうのです。マニュアルの手順どおりに随意で動かす呼吸筋でおこなう呼吸は、ねつ造したマンコの締まりと同じなのである。


縁結びってつまりシンクロニシティ、だとおもうんですけど。身体の各臓器は対話のようなコミュニケーションをとっているらしいということが科学で解明されてきているそうですが、科学で解明されるのを待っていなくたって、自分の身体に入って観ればいいじゃん、そんなの一発でわかるじゃん。神もスピリチャルも異性も、身体の内に最初からあるし、中心も最初からある。シンタイコウとは、ザ・シンクロニシティ体験体操である。youもyouにシンクロしちゃいなよ。







シンタイコウのシンタイリキ

浜辺に最近出来た防波堤。垂直ではないが結構な急勾配で立っている。私は無性にそこを登ってみたくなった。つるつるしたコンクリートなので足底でグリップしづらいし、手で掴まるものもないのですが、二本足で。いや、正確には中芯軸でね、登ってみた。そして降りてみた。

靴底のグリップに頼らず、足や脚の筋力で掴まるようにでもなく、精妙な重心感覚で、スイスイ〜と登る。スイスイスイ〜と降りる。面白いので何度も昇降しました。どことなく無重力感覚です。

(滑り落ちそうだ)などという心配は身体を固めて重心を固めてずらしてしまいますから要りません。足に全重心をかけて足の筋力を使おうとするならたちまち滑ってしまいますから要りません。このとき肉体パーツは腸腰筋が駆使されていますが、それは筋力というよりもセンサー力です。重ねた新聞紙を寸突きで破るときもそうなんですが、リキ感というものは、身体にこもってはおりません。

居着きもせず何処にも行かずイトを張ったスパイダー身体。非力でもなく目に見える物理にだけ作用させるのでもないドラゴンボディ。正中心力、といってしまうとどうしても肥田春充の体格や体力能力がモノサシになってしまうから、ここはひとつ、シンタイリキと言っておこう。シンタイリキには透明感がある。乳酸が溜まるという感じはほとんどありません。



次回予定
「肚はケチケチしていない」
「ダイヤモンドの神殿、出雲大社の亀甲紋、肚のカタチ」





キラードリームキラー

夢で私は、なりふりかまわず容赦なく、次から次へと目の前の人や物を叩き斬って燃やしてズンズンズンズン進んでいました。しかしやがて入った袋小路で、極悪な雰囲気の集団に囲まれてしまった。まずい。こいつらには逆に斬られてしまう。やばい。と思ったところで目が覚めた。

が、夢だとわかった私は即座に意識を夢に戻してゆきました。極悪集団も残りのモノもすべて全部叩き斬りに戻ってゆきました。むしろ私が極悪なのか?もしれません(笑)がね、とにかく夢世界のものを一刀両断電光石火の如くに、シャキーン!バサーッ!って、全部斬ってしまいました。 すると、ふと、私のいる空間は、膜に覆われているような感じがしました。ので、私は目の前の空間膜をも斬りました。するとそれは大蛇の腹の内部のようでありました。すべては大蛇の腹の中、だったというわけです。私は其れを、縦にかっさばきました。

夢は終わりました。布団の中で横たわっていた私は、なんとなく、古代の神話のいくつかを連想していました。そして、起床したらばこのことをブログに記しておこうとおもっていました。で、今記しましたとさ。

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