さっき、VRテーマパークをリポートしていたTV番組が居間で流れているのを見ました。ゴーグルとハンドガンみたいなのを着けたタレントが、青い壁の何もない空間を、ヨチヨチウロウロ歩いたり、ギャーと驚いてうずくまったりしていました。

端からその姿をを見ていると、可笑しい。可笑しいのだけれども、奇妙な既視感も覚えた。

我々は、ゴーグルなどつけなくったって、これと同じことをしてるではないか。
彼等が身に付けていた装備は、身体である。
彼等が見ていた風景は、この地表の現実である。
ちなみにゲームでは、プレイヤーは、ウルトラ怪獣達と戦ってました。科特隊の隊員的な設定ですね。ゴモラとかスゲエ迫力で、面白そうでした。が、自分がウルトラマンになるVRがあったっていい。必ずしも戦うだけでなく、たとえばもしジャミラが現れたら、丘に並んで腰掛けて、じっくり対話をしたっていいのだ。カネゴンが現れたなら、金ヅル&パシリとして手なづけたい。や、ウルトラマンだからマネーは要らないのか(笑)。
じゃあとりあえず勝負したいのはレッドキング、メフィラス星人、そしてもちろんゼットンだ!


話を戻そう。
この現実という名のVRテーマパークは、休憩(睡眠)はあっても死なないかぎり終わらないので、VR(現実)以外のRがあるとは、よもや思えなくなっているのです。

♪かごめかごめ かごの中のとりは


というわけで次回予告
『オロチ神話とヴァンパイア伝説をつなぐ真十字シンタイのヒミツツタエフミ』』