上中下丹田は物質ではないものの、その位置には、非常にアヤシイ物質が存在します。松果腺、胸腺、前立腺です。

医学で説明される各腺の働きをここで繰り返しても仕方ありません。医学でわかっていることはあくまでも「調べてわかったこと」ですから。

たとえばです、松果腺と胸腺は加齢により萎縮、退化するといいます。が、これは「調べてわかったこと」です。私に言わせれば、「今までの人類を解剖したらそうだった」です。イエスキリスト、空海、肥田春充、植芝盛平、マザー・テレサ、出口オニサブロウ、クリシュナムルティ、黒住宗忠などの超人の遺体をもし調べたなら、果たしてどうだっただろうと空想せずにはおれません。

私達は子供の頃知っていたことがある。若い頃感じていたことがある。それを失う。以降、成熟?した大人になる。それが人間。でもそれは、「今までの人間」なのかもしれないよ。

そして前立腺です。昨今は性的快楽の方面で、男のドライオーガズム、女の潮吹きに関わってもいるでしょうが、私はこれヒトのアンドロギュヌス(両性具有)化の兆候でないのと空想する。LGBTと言われマイノリティはマジョリティックになってきているし。ただ、性的な発展は序章に過ぎないと思う。下丹田の働きはそれにはとどまらない。

今イチ機能がハッキリわかりきっていないとか、無用の長物とされていた器官が実は重要な働きをしていることが解明されたということは医学の世界では繰り返されてきたらしいですが、そりゃそうでしょう、ヒト自体が深化しなけりゃその機能を解明する能力だってないんだから。

身体の部分についてのことだけじゃなく、一人の「無用の長物」とされている人だって、どんな可能性が眠っているかはわからないです。