真体功

聖者になんてなれないよ
だけど生きてるほうがいい

だからぼくは歌うんだよ
精一杯でかい声で

見えない自由が欲しくて
見えない銃を撃ちまくる
ほんとうの声をきかせておくれよ
（トレイントレイン、ザブルーハーツ）


肥田式強健術も太極拳も立禅も、整体も、一所懸命沢山真面目に修行をしてきたとは、本当に言えない。これマジで。では私は一体なにをやってきたというのか。

私は、存在の声を聞いてきたんだ。


モノゴト、習い事には型がある。型はジャマだったけれど、｢自分は未熟だし｣と思って一応取り組むものの、結局あんまり型をやれない型をやらない自分。そんな自分は結局ダメなんじゃないのかと、ずっと心のどこかで思ってきた。

そんなことは一切関係なかった。型をやるもやらないも、自分がダメかダメじゃないかも、どうでもいいことだったんです。

いつだって存在の声を聞いていればそれでよかったのです。

真体功は更新された。上肚、中芯軸はより明確になり、下肚は鋭利な刃だか針だかを携えているかのようであり、地軸と離れない。

次回予定｢胸｣

肥田春充の著書を今一度読み返さないと、たしかなことは言えないが、あの人が｢正中心｣を｢聖中心｣と言い替えたのは、物理的暫定的中心（正中心点）を超えたからだ。

そこには何もなくなった

そこには扉があったため、その扉を叩きつづけていたんだ。何もなくなる入口がそこにあったんだ。

胸のトビラや頭のトビラもあるとおもう。 胸のトビラが開かないと、物理的な肚を鍛える以上のことは叶わない。
頭のトビラが開いてなければ直覚できないとおもう。

チカラは開度に応じる。
一人につき１個あるいは３個あるいは７個あるいはもっと与えられたトビラを、｢自分のものに｣するのか。還してゆくのか。彼は捧げたんだ。



おもい出す

忘れ無い

ボクはずっと氣身のこと

観がえてるところ

（ザ ハイロウズ 千年メダル ）