「浦島太郎が語る浦島太郎」という絵本があるらしい、一人称童話がシリーズであるらしい。興味深い。が、もし例にもれず今ドキの教訓童話調に捏造されていたらガッカリなので、ここはひとつ、自作してみたい。


あーいい天気だ。♪海はしろいな大きーなー(ちんぽ!)なんてな。ん?ガキ共が亀をいじめているぞ。 オイおめーら、それ楽しいのか? ふーん。楽しそうだな。よし!俺もやる!俺はオメーラをいじめる!うらぁ!

ボグッ。ビシッ。

なんだ逃げやがって。…ん?亀が喋ったぞ?なに?御礼に竜宮城へ招待するだと?そこ、面白えのか?よし、いく。連れてってけろ!レッツラゴン\(^o^)/


ふぁ〜… 。 なんも無え… チョーキモチいー…。ん?あ、どうも、チブローです。あなたは?音秘さん、ですか。いや〜ここ、キモチいっすねぇ。 え?タイやヒラメ? 要らねっす。なんも要らねっす。



…さ、そろそろ帰るかな。じゃ、音秘さん、おいとましますわ。ん?玉手箱?はあ、どうも、じゃ遠慮なく頂きます。んだば。

うぃーん。

…久しぶりな感じやな、海辺。三日くらい竜宮にいたんだべか。…あれ…何かオカシイぞ…草木が一本も生えてねえ!
誰もいねえ! 何がどうなってんだ!(TOT)

ヤベぇ…ハラ減った。マジで。あ、玉手箱… ガサ、パカ、モクモクモク。

スゥー

空を泳いどるやないの、ワシ… 龍になっちまっただか… いんや、いっときチブローだっただけか…

うーん ま、いいや、雨降らそ。ふれふれ。ほれほれ。



おしまい