小学生の頃は「オラぜってえ海賊になる!」と息巻いていた甥っ子が、今では進学とその先の将来について考えているらしい。私がなぜジャミラと戦わなかったのかということなどもうどうでもよくなっているはずだ。てゆうかその話自体どうでもいいはずだ。てゆうかその話自体忘れていることだろう。

私の親父は孫が気掛かりなようで、しょっちゅう色々アドバイスしているらしいが、とうとう私にも、人生の先輩として何か伝えにいってやってくれという。

…本気で言ってんのか、おい。ジョーカーやどワシ。
どの高校がいいとか会社員と公務員とどっちがいいかとか、んなもん知るかよ。 右翼と左翼どっちにするかで悩んでるなら話は聞くし、ドラゴンボールを探しにいくってんなら真剣に相談には乗るが。


人生のノウハウ。KNOWとHOW。果と因。
私が教えられることなんてなんもねえ(笑)
あるとしたら、ヤツが10才位までに俺と触れ合って受け取ったこと感じたこと、それがあったならそれがすべてだろ。

ドラゴンボールを探しに行きたくなるときがくるなら、再会するかもね、俺にも。オメエの氣奥にも。