脳科学オモシレー。

引き寄せメソッド的な、脳機能を駆使してナニかしようとするやつには依然興味が無いものの、単純に脳の働きの基礎的なことを知るのはオモシレー。


前頭葉と頂頭葉と側頭葉を分ける溝になんらかの刺激を与えることにより、人は幽体離脱するらしい。ならつまり、天然に幽体離脱をする人は、はからずもそこを刺激しているということであろう。

その他にも脳の仕組みからはボディワークや瞑想行などについてのいろんなことが、逆説的に推測できたりする。瞑想でウツになったり、神秘的なビジョンなどを見てイイ気になったり、霊とか神とかを見たりすることなどの理屈が、だいたいなんとなくわかってくる。

シンタイコウとは『サマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想、シンソウ筋トレーニング、気功』のハイブリットである。

頭頂に『中心溝』という溝がある。その溝より前にある前頭葉(もしくは前頭前野という領域)の働きを活発にしようとするのが一般的な元気、成功、チカラを磨く脳的トレーニングなのか?
もしれないが、そこらへんは瞑想的には『見られるもの』の領域であり、肥田式的ボディワーク的には『部分力』を活発化させるところであり、そこを主としてしまうなら『気づきの意識』とか『腰からくる腹のチカラ』 は養えないのである。

自我意識からすると、運動の中枢とかイシキのシンカイとかは、後ろ(背部)にある。と、かんじる。だからまあ、身心の後ろを意識するのは大事なのですが、中枢、主からすれば『自我意識が前にある』のである。軸足ならぬ軸意識のちがいは身心にかなりのちがいをもたらす。
前軸の意識つまり自我意識を手放さないまま、前軸で身心を見たり弄ったりしているかぎりは、ラチがあかないのです。
肥田式的なことでいうと、『腰からくる腹のチカラ』を出したいのなら、腹筋とか腹圧をどうこうしようとする意図をとにかく手放せないことには、あきまへんのや。マジ卍。