私の内的ソーシャルディスタンス。


♪ぴょこん ぺたん ぴったんこ

(ど根性ガエルのうた)


イメージ法について以前、やや否定した記事を書いたことがあるようなおぼえがありますが、そのくせ私はけっこうイメージ法で遊ぶことがよくある。肥田春充の横向きの写真を見てたら、腹を前方から思いきり引っ張られているような姿、あるいは『inぴょん吉』の道着に引っ張られているように(笑)見えたので、そんなイメージで姿勢をとってみた。

解剖学的な考察をしながらの練習よりもイメージングのほうが感覚が掴みやすいという人は少なくないかもしれない。まあ、どっち寄りな練習でもかまわないよね。どっちこっち、ほんとはどっちでもないんだってことに気づくんだから。



私は否定してばかりの筋肉トレーニング、を紹介する番組を見かけたとき、筋肉先生が言いました。『筋肉が喜ぶ』『筋トレは楽しい』『筋肉は裏切らない』とかなんとかと。そこで ふとおもいました。『筋肉』を『姿勢』『気』『中心動作』などと言い換えれば、私と筋肉先生の言いたいことは同じではないかと(笑)。真剣さも伝わってきて、なんだかスバラシイ先生だとすらおもいました。
ただし、私は、そのような身体、そのような動作では、タマシイが成仏しないのだ(笑)。もっと簡単に言おうか。美学が許さん(笑)。絶対にだ(笑)。


占いとか霊視とかも、かなり否定的におもっていますが、そういう生業の人が、一体何をどうやって観ているのか、コチラが逆にソチラを観たりすると、ほぅなるほどねと感心することもあるし、それもやっぱしその人次第だよね。当たる当たらないとはまたべつの、なんつーかそのヒトトナリが肝心だよな。


おしまい




アナタはワタシの一生モノ



『コツをつかむ』という言い方があります。『コツ』の語源は『骨』なのでしょうが、シンタイコウ姿勢のとりかたのコツをいうなら、『コツははなす』。文字通り、ホネとホネは離して、張力や引力による空間を身体につくるのです。


また、コツをつかむという言い方から匂ってくるのは、『ちょっとした得意技を習得する』的なニュアンスですが、姿勢とは技ではないしツールではない。
私は、含胸抜背で腰を丸めて生じる氣感が、以前よりもよくわかる。反り開く姿勢を研いているにもかかわらず、丸めて出すチカラもわかる。頭でわかるのでなく体でわかる。練習はしてないから『出来る』という言葉はあえて使わないが、腰反り姿勢をとっているとき以外はフヌケになってしまうわけではない。

腰反り姿勢を外されたら手も足も出なくなるっていうのなら、それはきっとまだ『カタチコツ』な姿勢にすぎないのである。袴やフンドシやタスキやハチマキで締めた姿勢は良い姿勢ですし、チカラも出やすくなるでしょうが、ソレらを外したら姿勢動作が決めきれないというのであれば、コツをつかんですらおらず、モノに頼っているだけでしょう。
ホンモノのチカラはカタチではないです。私達はカタシロなのである。



♪美しいものは はかれないね 溢れだすから ごらんほらね 此処で逢えたんだ 探しだしてくれて有難う

(by椎名林檎か東京事変か忘れた キラーチューン)







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