中国武術や気功に通じている方は御存知の、立禅。

あの独特の姿勢で、気を練り、蓄え、クンフーのある体をつくるわけですが。

私は、直立姿勢で気功をします。気を蓄えることはしません。気を通す。だから時間にして十数秒で終わりです。傍目には、少しの間、立ち止まっただけ、の作業です。
厳密には気功とは言わない、ということになるのかわかりませんが…気通…祈祷…とりあえず名前はどうでもいいわ(笑)

蓄えないので、「自分の気」みたいな感覚は薄いです。気は捏造するものではないですが、ゲットするものでもないと思います。

話は少し変わりまして。腸は第二の脳なのではなく、脳が第二の腸なのかもしれないと言っていた医師だったか博士だったかの方がいましたが。言い得て妙とはこのことか。

ドラッグとかバーチャルゲームっていうのは、脳内感覚を満足させているだけで、肚の情報、肚の働きと分断していることが問題です。

諸々全てがバーチャルで満足できるのだったら、身体は要らないでしょう。マモーのように最後は脳と神経だけになって宇宙に飛んでいくことが望みになるでしょう(笑)。

話を前半と繋げまして。ですから私の行っている気功も、ハラの無い、単に脳内麻薬を分泌させているだけの作業だとしたら、それはバーチャル気功(笑)ということになります。ヒェ

身体を使うことの健全さというのは、奥深いものです。スマホの画面で知ったことと、体験を通して知ったことでは、その質と重量は全く違うものです。