和洋折衷と云われる物事がありますけど。

そもそも「和」とは、和合した物事を指すのだと思っています。洋を取り込んだ邦が熟成したものが和なり。

古くは漢字、仏教、ラーメン(笑)など、中国大陸からのものを取り込みました。近代では西洋由来のものを取り込みました。歴史があり熟成完成に至れば「和モノ」になるんじゃないかと思います。 ロック、パスタなどは、歴史が浅いから、洋から取り入れた世代の人達が死んでもソレらは進化熟成してゆけばいずれ和モノになると思います。モノによってはもうすでになってるけど。

洋モノを取り込み中の邦モノは、ともすると「ニセモノ」ですが、それはやがて本物の和モノになる過程でもあるかもしれないのです。
「和者」にも。

混じり物が、純度100%のものに成るという、妙。