意識の緊張の住処になりやすいのは、首です。

ここは関門です。小周天とかクンダリニーの修練をしている人にとっても、ここで気が滞ってなかなか先へ進まない方は少なくないのではないでしょうか。

脛椎一番は別名「環椎」といい、輪の形をしていて、軸椎ともいう二番の突起が一番の輪の中に入っています。この二つの形は独特です。環椎は、頭の動きにも背骨の動きにも連動します。

体の要求と、頭の要求が一致していない時や、キモチが全く乗らない行為を何らかの理由でしつづけざるを得ない時などに、環椎は立ち往生してしまいます。「寝違え」は往々にして心理ストレスによって起こります。

主観と客観の入り乱れる処かもしれませんね。 首が前に出てしまっている姿勢に自分で気付くのは、容易ではありません。
俳優を育てるメソッドに 「スタニスラフスキーシステム」というものがありますが、感情や行為を客観する訓練をします。役者を目指してない人にも役に立つであろう良いものではないかと思います。
あとは、ちぶる整体を受けるのもイイと思います(笑)。