武道とか肥田式は、イメージ的に、オトコの気合いとか根性でやるものみたいになってますが、それは違う。少なくとも、マッパ式においては、女性性というか受動的な感性姿勢を活かさなければ、ダメです。男気だけでは何ともならんよ。

肥田式の謳い文句は確か「西洋の解剖学と東洋の気合いの融合」的なことだったと思いますが、私が思うに、肥田春充は、解剖生理学に心身を委ねたのでないか。ある意味それが、受動性をもたらしていたのではないかと思う。正しいのは科学なのか宗教なのかということは、問題の本質ではありません。


話変わります。心身の不調を取り除いてあげるだけのことを、私はしてないし、割り切ってそれだけのことをすることも、逆に容易なことではなくなりました。もう整体業という名前が業務に合っていないです。単に不調を癒してもらいたいだけの人は、なんだか怯えてしまってますし(^^;)(笑)
他人の力だけで治すべきではない、治すことはできないという場合が多々あることも、よくよくわかってきました。

以前に、理想は無料で施術することだと書いたけど。 それは全く今と違う生活様式にならないと、如何ともできません。
そして、今後は、逆に、一人一人1回1回の内容を、心身の癒し目的でもなくサービス業でもないものにし、一般的な整体業の料金相場を勘案することなどももうやめて 値段は倍以上にさせていただくか、一旦休業してしまおうか と考えます。「お客さん」に来てもらうつもりがないというか、いくらかネコをかぶったような体裁で生計を立てようとするやり方は、もうやれんかなと。
独立して仕事をする意味って、最高にキモチいいことをするってことの他に、何かある?。