毎年京都のお坊さんが書く「今年の漢字」ってやつ、今年は「安」(安保法制の安、テロ等の不安の安)だそうですが、安て1字だけなら「安らぎ」的な意味合いだと思うんだけどな…

現代人はメッチャ安心を求めてメッチャ不安に生きています。安心て何処にあるの。安心すると楽しいの?不安が辛いのか。辛いよのう不安は。 不安だから何かをする。 不安だから何も出来ない。…不安ていつから不安になったの?大人になってから?子供の頃?前世?前世なんてあるか無いか知らんけど、それって終わったことだし。子供の頃も終わってるし。大人になって不安なら大人やめればよくね?…今日ポジティブだな俺(笑)。やめちゃえよ、全部。 …ポジティブだな…よし、ポジティブもやめちゃえ!

毎年春と秋になると、九十九里浜には、よく仔猫達が捨てられていました。まだ目も見えずお腹も空いているのだろう、精一杯ミャーミャー鳴いていました。不安だ不安だと鳴いていたのか。ただただ鳴くほかなく、鳴いていたのか。次の日にはその声も聴こえなくなります。誰かが拾っていってくれたならともかく、大抵は、動かない小さな体が横たわっているのです。あの時期は浜を散歩するのが辛かったです。辛いだけで何も出来ない何もしない自分が死んでしまえばいいのにとか思って何も出来ない毎日を送っていました。