臥禅の要は、どんだけ脚や腹腰のアウターマッスルを使わずに行うかにあります。

なんとなくチカラをいれない、ラクに動く、というレベルでは、おそらく人は、「深層筋をロクに使わず表層筋をソコソコ使う」みたいな動作をしてしまうのだとおもわれます。で、いざというときになると結局リキむ…。

そんなパターンからオサラバするメソッドともいえる臥禅。
わずかに脚をあげたり伸ばしたりする動作において、深層筋力が主、表層筋力は従、を徹底的におこなう。

そうしたシンタイには、中心スポットが生じます。身体と芯体は合致します。

そんな統一体にシフトしていくと、表層筋力のリードや自我コントローリョクは失なわれていくため、「自分が消滅するような不安感」とか「何かとてつもなく大きなものに呑み込まれていくような恐怖感」とか、喪失感、無力感が生じることはありえます。それらが勝るならやりきれないかもしれない。イケない女性は身心をあずけきることができないことと似ているかもしれません。

でも、イナズマンに変身するときにですよ、サナギマンビビって変身できましぇん((((;゜Д゜)))とかいってる場合じゃないのである(唐突にあまりに古すぎるネタですいません)。

次回予定
「元真剣」