二匹の亀が河口に棲みついているのですが、最近、子亀も何匹か加わっていました。水面から顔の先っちょだけ出して、みんなでプカ〜と浮いていました。見事な脱力ぶりです。プカ〜という言葉はコイツラから生まれた言葉なんじゃないかとおもえるほどです。プカ〜。
ほっといたらいつまでプカしてるつもりなのだろうかと感じさせるその脱力っぷりには魅了されます。かといって飼育されているペットでなく野生化してますから、人の気配を察知した瞬間、素早い動きで水中に潜り、身を隠します。


今朝も正座をなかなかやめられへんかった。
脱力すればするほどに上体はギンギンに屹立してゆく。思考は剥がれてゆく。
そのとき身体の亀(仙骨)は、直立して浮いているようである。プカ〜というより、ビシーンと浮くのです。

普段は滅多に着用しない、スゲー重くて固くてキツい、ヴィンテージな革ジャンを久しぶりに着たら、スゲースゲー重くて固くてキツく感じてしまいました。なすすべもないほどの着心地ですから抵抗することをやめました。すると、
甲羅を背負った亀のごとく?に、超脱力と超俊敏さを兼ね備えた姿勢が発覚したのです。
それを正座にも応用すると、より一層姿勢が決まる。

いつも何度も言うことですが、正座とは、スポーツや武道などとセットでおこなうメンタルワークではありません。これだけでボディワークです。そしてメンタルワークは勝手についてきます。スピリチャルな本とかブログ情報とかで仕入れた知識など吹っ飛びます。そういうものは、はじめからシンタイにあるのです。