中心力(真氣)が通るようになると、股の力がスッポ抜けるので、気力や体力が虚してしまったようなフィーリングにもなる。だがこれは自我力の離脱症状です。
自我を形成し、かつ自我からのチカラを発するものが無くなってしまうと、自我としては喪失感しかない。
バイクや車で、カーブや下り坂を、クラッチを切って走ってしまうような感覚になる(自我は)。 あかん、はよ繋がんとあかん、と感じてしまう(自我は)。

でも自然と駆動はかかりますけどね。仙腸関節に。
でもその駆動力(腰の大緊張力)を、後生大事に取っておこうとするようなことは、できませんけれどもね。テメーが獲得するチカラではないからね。
それでもフヌケないのはシセイがあるからです。自我が正しくとった姿勢ではまったくない、カンゼンとしたシセイがあるからです。
緊張力は噛むチカラ。脱力は呑むチカラ。腰腹は鳴門。
いにしえのチカラとチエのフルサトへかえる。





次回予定
『メイド イン シンキ』