ドライブレコーダーの普及により、テレビのニュースで、アクセルとブレーキを踏み違えて暴走する車をとらえた動画をたびたび見かけるようになりました。

やっぱり『オートマチック病』なんじゃないですかね、これはね。

たしかに都市部の渋滞ではMT車なんて誰も乗りたくないだろう。でもそれなら私はAT車も要らない。
今や日本のMT車率は1%くらいだそうで(欧州は40%くらい)、国産メーカーはほとんどMTをつくっていないそうですが、なんとマツダだけは全種でMT車があるらしい。
そしてマツダの哲学には『人間の動作ありき』というものがあるらしい。シートひとつとっても、骨盤が立つ姿勢からの運転操作感を追求してるらしい。
ブラボーである。ほとんどバイクだけにしか興味のない私ですが、マツダ車には乗ってみたい。唯一のシンタイコウ的自動車メーカーであるかもしれないからだ(笑)。

ところで今どきは、人間工学を徹底的に追求し、とても優れたチョー楽な椅子や座椅子やマットがあるようで、私も興味があります。ですが、たぶん、それらのツールでとれる姿勢には、『○』があっても『ゝ』がなくなるとおもう。


○もゝもある、つまりチョー楽かつ怠惰に陥らない姿勢は、正座です。何のツールもいらない。体一つ、ただ一つあればいいのです。
今朝は、なかなか正座をやめることができませんでした。がっつり正中心を決める秘訣を体が知ってしまったからです。

仙人が住むという桃源郷とコレは、そう違わないのではないのか。
これは正に中心郷である。
中心郷に還るシセイの決定的な秘訣を知ってしまいました。しかしこのことを文で説明するには、せめて手書きで縦書きの文章をつくってから、このブログに写さないと、うまく伝えられないような気がしている。
だが手間暇かけてそうしたところで、読む側の人は横並びのデジタル画面文字を読むことになるわけです。それではダメだ。そもそも文では伝えきれないものが、さらに台無しになる。
それではまるで、クラッチ&シフトレバー操作を省いた、ボタンでシフトチェンジする車のようになってしまう。

正座は超人間工学だ。しかしたんなるラクチンとは意味がちがう。たしかに超ラクチン(○)ではあるが、の中にゝがキッチリ入る。