ウィーン ウィーン





ポカポカ陽気に誘われて、今日は散歩の距離が延びました。

九十九里浜の最終最東地点にある公園をふらついていると、ハンドパンという楽器を鳴らしている方に出会いました。
UFOみたいな形で、神秘的な音がします。

何年前かにテレビで初めて見たとき、その形と音色に、なんとなーく惹かれていた私は、練習中に申し訳ないとはおもいつつ、声をかけ、話を聞きました。
そして、ちょっとやってみますか?と勧めてくれたので、遠慮なく触れさせてもらいました(今ドキ流行りの消毒とかソーシャルなんちゃらとかを、お互いわきまえつつ)。

形と音はスピリチャリーですが、奏法における身体のあり方、動作の仕方は、とってもボディワーキーなのでした!。
どんな楽器演奏であれ、リキミ抜きは大事だとおもいます。しかし特にこのハンドパンというやつは、胴から腕から指関節までしっかり細かくチカラが抜けて、なおかつコントローラブルでなければ、マトモに音が出ないのでした。響かないのです。

ちぶる整体施術で頚椎を触るときの指使いに、軽く弾くような動きを加える必要があるような感じだった。私は『タッピング療法』についてはよく知りませんが、おそらくソレとコレは 、よく似ているかもなと思った。

そして楽器を弾ますだけでなく、会話も互いに弾んでしまい、気がつけば陽が傾いていました。

私はその方に、御礼代わりといっちゃあナンですが、会話に紛れて、ミルトンエリクソンばりに(笑)触れもせず、敢えてあからさまな誘導もしない『いつのまにかちぶる整体』(笑)を施しておきました。
このところしばらく不調だったという肩甲骨周りの痛みが消えたみたいで、可笑しかったです(笑)や、喜ばしかったです。







シ&セイ




ヒキヨセメソッドっぽい脳メソッドについて、以前に、本やら何やらを多少読み散らかしましたが、呼吸法的なことはチョロチョロ書かれてはいても、姿勢については、とくに何か述べられていたことは無かったように記憶しています。


呼吸法というものは、たしかに効能をもたらす行為だとはおもいますが、いささか、あざといものだ。呼吸を解放する切っ掛けとしてはいいかもしれません。しかし、呼吸法を使って体だろうが脳だろうがを、どうにかする的なことは、いけすかない。


なぜ脳メソッドでは姿勢を語らないのか。私が脳メソッドのことをよく知らないだけかもしれんが、呼吸に勝るとも劣らない超関係が姿勢と脳にはあるとおもうのです。

ヒキヨセ脳科学では、小脳のことがあまり言われていない(これも私が知らないだけなのか)。姿勢と小脳は関係があり、とても重要だ。しかしソレは成功とか幸福とかをヒキヨセる機能そのものではない?ゆえ、どうでもいいことなのかな(笑)。

姿勢をとるということは、たとえば背骨を立てるという肉体的作業になりますし、そのとき脳機能も当然かかわっている。しかし、背骨を立てればなんかいいことあるとかいうレベルの姿勢術では、腹式で呼吸すればなんかいいことある的なことと変わらない。あざといのである。

いいことなんか有ったって無くったって、メソッドでなくたって、そのようにせずにはおれないもの。それがシセイです。
背骨を立たすのは背骨でも脳でもキモチでもなく、もっと速ひモノである。
コンテポラリーダンスと正座は、真逆の行為のようであるが、共通点がある。ただし正座は、内なる衝動の肉体表現ではない。






ゾンビ式立禅(笑)

ボレロ。コンテポラリーではないがコンテンポラルだな

正座正立姿勢





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