元日に上げた記事を少し編集し直したところ、なぜか2000年1月付でしか掲載されなくなり、それでは案配がよくないので削除しました\(__)

今日は暴風が吹いていたので、向かい風目当てに散歩しました(笑)。シンタイコウ的動作や重心や軸を検証するために。

飛ばされにくく、疲れず、一番容易に歩くことができるのは、案の定、下丹田からの動作では『ありません』でした。

突風が吹いたとき、咄嗟に据えた『中心』は下肚ではありませんでしたし、強風吹きすさぶ浜辺の丘で正座したときも、一番不動でいられるのは、下肚を据え置くような姿勢をとることではありませんでした。

もちろん腰を丸めるとか腹筋や上体に力を込めるとかではないですけれども、下肚にもチカラは込めません。


大相撲では、アンコ型とソップ型の力士では相撲の取り方もまたちがってくるものなのですかね?わかりませんが、とにかく私の場合、下肚主導の動作はするべきではないという確証を得ました。

とるべきシセイが、さらなる自信のもとに定まると、当然、シンタイコウメニューの各動作も、鋭さ、重さ、強さが増すのだった。

たとえ肥田式強健術をやるうえでも同じなのです。下肚を据え置くような意識でやると、私は、どうも、頭部にダメージが来やすいというのか、ガツンとやると頭がボーッとするような感じが否めないのですが、上肚と胸部の▽三角構造の真中心から行うならば、逆に頭はスッキリする。下肚だって『自然に』決まる。全身の出力が明らかにちがう。
もし私が柔道をやるとしても、ボキシングをやるとしても、はたまた体術ではないナニカシラをやるにしても、全部同じだとおもいます。高岡英夫さん風に言いあらわすとしたら、コレが私のDSなんだろうか。


つーか、ぶっちゃけ、肉体鍛錬を超えていかないかぎり、ナニ肚をナニしようが、筋トレとさして変わらない運動にしかならない。
ハヤタがいくらガンバったところでウルトラマンになれるわけではないのである。

シンタイの中心は時間はありませんし3次元の空間でも物質でもありません。
ですが、私達は部分的に肉体や時空とともにもいますので、正月があります。
というわけで、日月けましておめでとうございます。