キングヌーといふバンドがロック好きの若者に熱狂的に人気らしく、曲は聴いたことないけど、いつぞやにTVで少し見かけたとき、リーダーの男性はヤケに色っぽいなあという印象はありました。

その彼が昨晩NHKで特集されていた。28才というが、もっと年上の、それもかなり限定された人にしか醸し出せないはずの色気たっぷりである。私が17才のときにバイトしていた先の、ギタリストの辻さん(当時30才)に、声も風貌も似ていた。

そして才能のあるヤツとはこういう人のことかとも、しみじみ感じさせる。寝ても覚めても曲作りに没頭している様子は、『努力』という言葉はふさわしくなく、『リビドー』と言ったほうが適切だ。

肝心の曲はどうか。
私は複雑なヤツはあまり好まない。東京事変や椎名林檎でも、売れ筋で解りやすい歌詞のやつと、そうでないやつでは全く印象が変わる。小難しい歌はイラッとする(笑)。そう私は椎名林檎のコアなファンではないのだ。 あの訳のわからない歌詞が『文学』とか評価されてるらしいが、おいおいマジでそう思ってんの?あんなもん全然文学じゃねえよ、谷川俊太郎を読めよと、いいたくなる。
話をキングヌーに戻しましょう。陳腐なヒット曲よりは全然いい感じでした。でも…むつかしいっす。私はミスチルでさえむつかしいと感じてしまうので。しかし彼の色気にはとにかく引き込まれました。



今ふと、ウルトラマンティガの格好のいいアクションを思い出してから想ったんですけど、合気のウルトラマンが見てみたい。サブミッショナブルなのでなくて、アッサリさばくやつ。 スペシウム光線は、仏像っぽく組んだ手印の掌からサーッと出してくれるといい(^◇^)。