朝イチで行っているシンタイコウ動作「トゥルースクワット」を紹介します


相撲の立合のような姿勢をとります。充分に股を割って。相撲ほど上体を寝かせません。もっと立てて極限まで腰を沈める。そこからハッキヨイでグーンと立ち上がります。まるで肥田式下体の逆バージョン+上体、みたいに。

太股や腰椎に負荷をかけてはいけません、それでは身体を壊してしまいます。骨盤低や骨盤内や太股内側の筋肉は使われますが、体感的には「無重力」感覚です。どこかしらの部位でギューっと踏ん張って身体を支えるのではない。しかし最大のチカラが発揮される。ものすごく重い物を背負うかものすごく重いものを持ってこの運動をしてみれば、よくわかるとおもいます。このとき絶対に太股前面や腹筋背筋表面を鍛えるような運動になってはいけないのです。肥田式的にいうなら中心力10部分力9のバランスは厳守するということ。


さてその無重力感覚は、身体ピラミッド感覚でもある。このとき丹田はではなく△感がつよい。そして私はおもう。たぶん建築物のピラミッドって、墓っていうよりむしろ「胎内」的な機能のものだと。そういやエヴァのネルフ本部の形… エヴァおそるべし。
余談ですが、コード777とかいって眼鏡のねーちゃん(名前忘れた)が載る弐号機の背中からボンボンボンて筒が飛び出して、エヴァが獣のように強くなるシーンがありますが、なんかあのかんじ、すげーよくわかる。エヴァはボディワークだ。

♪三脚を立ててここに
二人並んでシャシンをとろう 眺めより景色よりも 二人並んだシャシンをとろう
(ザ・ハイロウズ サンダーロード)


♪だって写真になっちゃエヴァ〜 あたしが古くなるじゃない

(椎名林檎 ギブス)