シン ヒダハルミツ 2

なん十年も前に、縁側みたいな処に佇む肥田春充が夢に出てきたことがある。身体を包み貫く太い光の柱がドーンと天に伸びていて、当時は(おー!これが聖中心力かあ) なんておもったが、今振り返るに、ちと印象が違う。光の柱は、春充の中心力じゃなく春充の本体だ。肉体の春充はホログラムだったのだ。

基礎 2 『シン文』

んいにゅ
ばんが
ねて

生まれて初めて文を書いた五才の子が、母に渡した手紙だそうです。一ヶ月まえにガンが見つかっていた母はそれを見てしばしの???の後、、涙が止まらなくなったそうです。

入院 がんばってね

右から書いた文デビュー。不完全もへったくれもなく放射される真っ直ぐなハート。私はハートの脆弱なアドリブログを書き連ねていやしまいかと、女のエロい尻について熟考する合間に、少しばかり、省みた。

シン技術

介護や建設現場で使える『パワーアシストスーツ』が進化しまくってるという。肉体原理を解明することで開発が進むのだろうが、私は逆にスーツの原理が知りたい。真体功のヒントになったりもするからだ。たとえば薬も同じこと。よく効く薬があるならそれを使いたいというよりもその効能の原理が知りたいのです。
諸々の技術の結晶には哲学が流れている。何をもって病気とし、何をもってチカラとし、何をもって時間だとしているのか等々の定義によって、あらゆるものがうまれる。脳と機械を繋いで不死を実現させる研究をはじめた人もいるそうだ、リアルマモーだ(笑)。当然私は不死の技術よりも、不死を望む人間が何をもって『生』『自分』と捉えているのかが浮き彫りになることのほうに興味がわいたりする。

シン ヒダハルミツ

肥田春充の幾多の書物の無数の記述(私は三冊しか読んでいないが)では、食事法やら運動法やらがこと細かにつらつらつらつら書かれ、正に当人が強健や聖中心の体現者でもあり、ほんと何もツッコミようがないですが、ちょっとだけツッコんでみたい。初老でありながら中身は青年そのものだと言いきっていた彼なのに、チンポの話が1つも出てこないことをだ。
『スズメチウチウ カラスカアカア』などと詠っていたが『チンポビンビン』が無いぢゃないか。
‥だがチンポだけ茅棒のままだったとも思えない。性へのエネルギーが、ほとんど別のものに昇華されているように感じる。そしてそれは禁欲したからではないようにも。因みに仙道では、精は漏らさないのではなく漏れないのだといいます。仏教僧の禁欲行とは訳が違うと言い放っています。同様に彼は苦もなく精を氣へ、氣を神へ、神を虚へ、還していったヒトなのではないでしょうか。
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