真体功

自覚はなくとも多くの人にその症状があるという、片鼻呼吸。私も２０才位のときそれに気付き、数年前にもハッキリと違和感を感じた。どちらかに固定されているわけでなく、詰まりは移動する。ヨガでそれを解消する行法があるが、てんで治らなかった。
だが、精密に中心姿勢を決めればスッと治ることがわかった。そしてこれは鼻だけでなく、サードアイにまで関わる。

正座行で、脚と腰に以前よりも確りとしたチカラが通るようになった。正座は足を痺らせるような我慢行なのではない。やり方を具体的に記述できればいいのですが、文章では一体どこまで人のシンタイ細胞にまで伝えられるものだろうか。

スワイショウをやった。動きをどんどんコンパクトにしてゆき、空手の正拳突きに似た動作にした。フルコンタクト空手の人のような、固い物をガツンとぶつけるような突きにはならない。しなやかな蛇が襲いかかるような腕が、空間に突き刺さる。あからさまにはウネウネしないです。ヒョイと前に出すように。
還元するならこれはシンタイをふるわすだけの運動なのです。その最も微細な運動法が正座。