強風が吹き荒れる海沿いの道を歩きました。


風は一方向からだけでなく、アチコチから乱れながら吹いてきて、ときに急激に突風のようにもなり、非常に変化強弱に富んでいました。そこで私はちょっとした設定を決めて散歩を楽しむことにしました。強風や突風に煽られてグッと抵抗するようなリキミで自身を支えるような姿勢動作をしてしまうならアウト。リキまずイキまず飛ばされず、どんだけスイスイ歩いていけるかを試しました。

なんか、推手の稽古っぽいよねとおもいました。合気とか。



で、もうひとつあらたまって実感したことですけれども、それは、身体動作の基点、重心、それらはやはり、下丹田ではありませんよ。ということである。全然ちがいますよ。

人には「タイプ」があるのでしょうか? 身体運動において、下丹田を据えるのがベストな人や、そうでない人がそれぞれいるのでしょうか。

しかし人体の構造は誰でも同じであります。

「脚」とは、下丹田よりも上から下丹田よりも下へと生えているものなのである。大腿筋や大腿骨が脚の上端なのではありません。強風で吹き飛ばされそうな身体をリキむことなく支えている「脚」の付け根は、横隔膜のすぐ下である。下丹田あたりは、たとえるなら「水を貯めた袋」がぶら下がっている場所、のような感覚である。その袋を吊るしている(括っている)場所は、下丹田より上からある脚なのである。


文章で説明してもわかりづらい話かもしれませんね。まあとにかくですね、下丹田を鍛えるワークなどを継続しているけれど違和感や無駄感を感じている人がいたとしたら、私がその正体を教えてあげられるかもしれないね。そのテの鍛練をしていてもモノにならないのは、貴方の努力不足とかのせいではない可能性があります。なんなら即刻その鍛練法は辞めてもいいのである。なぜなら貴方にとっては全くやるべきではない鍛練法かもしれないからである。


ところで綾瀬はるかと深田恭子では、どっちのほうがイイ女だろうかと、少し今悩んだのですが、一センチでもケツがデカイほうに軍配を上げようとおもいました。なんでどっちかに軍配を上げなければいけないのか。よくわかりませんが。