写真で見る肥田春充の簡易強健術第四動作の胴体部分と、前方後円墳を逆さに見た形がソックリである。


私は以前、「肚の氣」を逆三角形や六芒星形として捉えた記事を書いていました。そのような体感があったからです。でもそれはそれとしてまた肚を「器」というふうに捉え、逆さ前方後援円墳の形を壷のような立体物に見立てて胴体に当てはめてみた。

この記事をお読みの、日々肥田式の稽古をやっているかた、どうでしょう?非常にしっくりきませんか? 壷に水を入れるように底の丸いところに重みを与える→つまり重心を落として姿勢を決めるわけです。体勢を変えたり動作をしても、底の丸みと中の水が、体幹や重心のバランスを保ちつづけるわけです。
体感をスケッチしてみるとそんな感じではないでしょうか。


私は、肥田式の要件における肉体のマッチョ、充実感は軽視しがちな野郎なので、このような安定した感じは欲求してこなかったが。。
肥田さんの聖中心の表現に「金丹の入ったカマドをひっくり返してドブに捨ててナンチャラカンチャラ」っていうのがありましたね。まず金丹を入れるカマドがなけりゃあ、入れるもヒックリ返すもなにも、出来ないんですよね。


というか、重心をあまり尖鋭化させず、この丸い壷&水のようにすると、なんか、眉間が開くような感じがすごくする。
これはたぶん私の偏差氣質を緩和しているのだろう。