♪おお友よ、このような旋律ではない!
もっと心地良いものを 歌おうではないか

(ベートーベン 交響曲第九番 第四楽章)




真体功っていうのは、一般的な運動神経を養成するものではないし、運動神経がいい人なら出来るとかいうものでもない。むしろ、なんらかのスポーツが得意な人ほど、その運動神経を手放せないばかりに、出来ないものかもしれない。「筋力」も同じ。

それから、運動がそもそも嫌いですという人がいます。でも、そういう人はもしかしたら、前述のいわゆる一般的スポーツ的筋力的運動が嫌いなだけかもしれないのです。歩くのだって嫌いですという人もいるでしょう。それももしかしたら、単に疲れる歩きかたしかしてこなかっただけかもしれないのです。
いや自分はとにかく絶対どんな運動も嫌いなんだという人もいるでしょう。そこまで言われりゃ、へぇ としか言い様がありません。

今年の流行語大賞のノミネート語の1つに「筋肉は裏切らない」とかいうのがありました。筋トレのスローガンでしょうか。へぇ としか言い様がありませんが、そういう人はそういうのが心地いいのです。

私の直観は、絶対に私を裏切らない。それはきっと誰でもそうだとおもいます。

自分はとにかく自分自身が嫌いなんだという人もいるでしょう。それはたぶん、その人自身の真体功を見失ってしまっているだけだ。



次回予定
「THE end of EGO -真心をハラートに-