ウラッチング

随分若い頃、「達人のサイエンス」という本を読んだことがあります。内容はほとんど忘れましたが、なんとなくひとつだけおぼえているのは、達人への成長曲線は、きれいな右肩上がりにはならないという話。

「プラトー」という停滞期間が必ず訪れると。こういったことは、当時、週1で中心練修会に通っていた私は、三宅先生からリアルな話を見聞きすることができました。やったらやっただけ素直にどうにかなるものではないという事実。しかしそのプラトーがいかに重要な時期なのかということ。

これってきっと、筋トレやダイエットにだってある過程だろうし、多かれ少なかれ、どんなことにもあることだろう。そして、歩んでいるその道がその人にとってのコアであるほど、プラトーの闇もまた深いのである。


そうして人の成長曲線を横から俯瞰で見るなら、それがまっすぐでないにしろ一本の線であらわすこともできる。しかしリアルはもっともっと複雑である。デジタルメーターのように1の次は2で2の次は3で…という段階をきっちりふむとは限らない。停滞どころか、まつり縫いのように後ろに戻ったりもする。

自己啓発とかコーチングとかで、「ゴールを設定しよう」的な題目があるかとおもいます。達人のサイエンスを理解して把握して進んでいくやり方を抜け目なくやっていく手段なのかもしれません。
でも私は、ゴールは最初から設定されているとおもう。もしくは、ゴールなんてものは、すべて時空間のカリソメの設定にすぎないとおもう。


♪泣かないで 恋人よ

何もかも うまくいく

泣かないで 恋人よ

どうにか なるようになる

(ブルーハーツ )


泣くのも、いいじゃん。









レシピは参考でしかない

バックベントとローリングを応用したアレジナル技、「バックセックスピストル」が生まれた。

これを文章にて説明してもつまらないかな。それに何人の人がほんとに興味をもち、こういう記事をマトモに読みたいとおもうものなのか?よくわからない。私は超人でも有名人でもない。紹介する術に耳目は集まるものではないだろう。だけれども、腰がつくられるということの効果の高さにおいては、簡易強健術の比ではないと言ってしまえる。

現代の一般的な生活環境においては、肥田式の、脚の踏みつけを生かす気合応用術は、十分に稽古できるものとは言い難い。坐骨で確りと散歩することで地味に同様のことはできるけれど、バックピストルをやることで尚更に腰には強刺激が加えられるのである。
そして腹筋運動とか体幹トレーニングのように何十回もやる必要がない。一発で十分すぎるほど十分なのである。


ボディフルネス道場「猫の穴」(龍の穴だっけ?)をやるときに、メニューに入れよう。つーか俺、フラの臨時講師とかできるとおもう(笑)斬新なバックベントティチャーとして(笑)。でもフラ業界は伝統とか権威とかが煩そうだから御呼びでもないだろうけど。

そいえば昔、整体の臨時講師をしてたときがありました。そんときはそこでは伝統も権威もなかったんで、好き勝手な技を教えてました(笑)。

で、道場いつやるの。今でしょ。生徒、俺。


次回予定
「ウラチンサーブ」







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