発達障害と言われる人の原因は、教育や怠惰の問題なのではなく、脳機能の障害だということらしいです。それはそうだとして、その脳を障害と名付けるのはいかがか。「今の社会にとっては」という前置きをつけなければフェアではないと思います。


私は「そういった資質の脳」の人でも、頭部の氣道を通し開くことで、障害というラベルとは違った側面をあらわすことができるとわかってきました。
その脳は、その人そのものはそのままでかまわないのです。というかそれは誰にも変えられないのです。


ナンチャラ症の類いもそうです。
さらにはたとえばポジティブシンキングなどはエクササイズではなく機能の問題であると言えます。つまり脳を騙すとか鍛えるということではないのです。脳で脳をナニカするのではないのです!

当たり前ですが氣脈は頭部にも通っています。
脳の認識とボディのエネルギーがチグハグにならないようにするには、真氣が貫かなければなりません。

禅や肥田式で、真っ直ぐ脊柱を立てる(正解にいえば脊柱には生理的カーブがあるから、真っ直ぐ立てるのは脊柱ではなく中芯空軸である)といっているのは、それが全身全霊のポジティブフル稼働を発揮せしむるシンプルなワザであるからです。