美的価値観、好みってのは十人十色ではあるとおもうが。

TV番組のクイズで、レンブラントという画家の絵と、レンブラントの絵を学習してAIが描いたオリジナル絵が並び、さてどちらが本物レンブラントが描いた絵でしょうか?というのがありました。

どちらが好きか、どちらが上手いかではありません。どちらが人間が描いた絵かを見抜く問題です。人物画だから余計わかりやすいように私には見えました。しかしAIが描いた絵は非常によく出来ていた、「薄気味悪いほどに」。

このテの問題が沢山出されて私も全部正解を言えるかどうかはわかりません。おもったことは、人工知能と人間の違いは直観でしかわからないレベルにきているということです。「千と千尋の神隠し」の、豚に変身させられた両親はどの豚かを当てなければいけない千尋のシーンをおもいだします。

ヒトがヒトであるために、直観、ハート、根源のチカラを覚ますのは、必然的に必要なことになってきておるのじゃないか 。そのチカラを覚ますのに学習とか努力とか要らないとおもう。

私達は、学習や努力によって、それらを失ってきたのだから。