子供は全く天才だ

皆さんは、あの伝説の「はみちんサーブ」を御存知でしょうか。知らない?ではデビルマンの変身シーンを御存知でしょうか。 デ ビーール!!

昔、甥っ子(当時6歳位)が私が新聞紙を打ち抜く練習をしているのを見て、「どうやったらそんな事できるの?」というので、私は「足の下から悪魔を呼び寄せて合体するんだよ」と言ったら「…オジサンは本当は人間じゃないんじゃないの!?」と少し震えながら訊いてきました(笑)。

またある時は私に顔を近づけて私の眼をジーっと凝視した後、「…オジサンは…大人なの?」と訊いてきました(笑) どういう意味でしょう。

またある時は「オジサン、好きな人だれ?」というから椎名林檎と答えたら、「何それ?だったら食べちゃえばいいじゃん!」 ですと(笑)。

双子の姪っ子はさすがにマセていて「椎名林檎の歌が好きなの?顔が好きなの?どっちなのよ!」と問い詰めてきましたが、カラダだよと答えるのは時節至らずであろうと思い(笑)、やめときました

またある時は、全財産510円を所有していることが鼻高々であり幸福であったようで、「オジサン、金無いの?ボク510円あるよ。そうだなあボク510円あるからなあ、オジサン、バイトするか?ジュース買ってこいよ、510円あるから、バイト代支払うからさ」
この日の彼の振舞いはさながら石油王でした。


その二人とその弟を加えた3人がかりで、度々、「闘いだー!」 と言って私に組み付いて全力で叩いてくるのですが、子供の、全身が使われた攻撃は想像以上に痛い。。コッチは本気で締める訳にはいかないし、加減よく12本の手足を制するのは容易ではありませんでした(笑)。


何から何までクリエイティブな奴らでしたが、子供達には、背骨の柔らかさがあったのでした。

ボンボンバクボンバックボンボーン

反対の反対はサンセイなのだ。

優れた運動能力は背骨の動きによると思います。 現代的スポーツ科学や整形医学などは背筋力とか背骨の可動域とかっていう計りやすいものに着目するのが常ですが、そういう二次的三次的に現れるもののことではないよ。

武術家でもないくせに生意気なことをいいます。 背骨で打つ、背骨を撃つ ことが出来る人は強いでしょうし、名人なら相対した相手の背骨を観ているでしょうし、達人ならもうほとんど背骨と背骨の勝負しかしないように思います。背骨背骨と言ってはいますが、椎骨そのもののことではないよ。わかる人はわかってるだろうからこれ以上解説しません。

さてこれは、武術とか勝負に限った話ではないのですよねえ。よなあ。よなもし。

背骨がツマラナイ人は魅力が乏しくなります。背骨が詰まらない人には何らかの魅力が生じます。メンタリズムというのは表情や仕草を観てウソや本音をとらえるみたいですが、チブリズムにおいては、背骨を観ます。で、何かを言い当ててお金を頂くわけではありません、魅力的な人になっていただいて、お金をいただきます。


これでいいのだ。
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