2×2=4かもしれませんが、4=2×2ではありません。4は2×2でもあるでしょうが1+3でも2+2でもあるし、何より、4です。

人は人や物事を見る時、4を4として、2を2として吟味することなくすぐに足したり掛けたり割ったり引いたりしてしまいます。4を4ではない何かにしてしまうのです。何かにするのは悪いことではなくむしろ楽しい事でもあるのですが、 人はなぜか元々の4を見失うのです。

4が2×2、1+1+2 にも見える。ならまだしも、4が2×2にしか見えなくなる。何故そうなるのか。損得勘定、時代の風潮、都合、催眠、洗脳によって、です。

数字を具体的な何かに例えましょうね。
「幸せ」=4。結婚+お金とか平和×進歩などの答が幸せであるとし、それを追い求める。2と2を足そう、掛けようと頑張っているうちに、4を忘れて2しか見えなくなる。あげくの果てには2こそが4だと錯覚しだすのだすよ!(笑)や、笑えないか…。


求めているものは4なのに、2×2=を探してはいませんか? 結果4なら同じことだとお考えでしょうか。1+3にも6−2にもなる4と、2×2の答でしかない4は、同じではありません。


4は2×2も含むものであり、2×2がなくともあるものであり、4があるからこそ2×2があるのです。