過去は、もう有りません(笑)。無い袖は振れませんでしょう。以上。
…とはいえ、ですよねぇ、はいそうですね。通常、人は「今」にいることがほとんど出来ません。脳は一瞬遅れでしか働かないのですから。デジタル放送のようなものです。
「過去の自分と向き合う」的な言い方があります。それはいいとして、「向き合っているのは誰ですか?」ってのが問題です。今の自分が過去の自分を見る作業をしているつもりでも、それはほぼ勘違いで、「過去からの」自分が鏡で自分を見ているだけです。そこで反省などをしてしまいがちですが、堂々巡りです。世界は戦争が無くならず、楽園など未来永劫に訪れることはありません。鎌倉幕府が何年に出来たかなんて本当にどうでもいいことです。あ、これは違う話か(笑)いやしかしどうでもいい勉強だったなぁ…
過去の自分(今の自分でもいいけど結局それは過去)を、まるっきり他人別人の視点から見るように見てみてください。少なくとも過去から続くアナタ自身は出来うる限り消し去った上で見てください。見ている側の「者」が無色透明ならベストですが、キャラクターがあったって構いません。ただそれは自分であってはいけません。具体的な実在する他人を設定したとしても、その人に対しての自分の感情や判断は差し挟まないように。
そうするとどうなるか…は、そうした時にわかりますんで(笑)
少なくともそれは「恐ろしい」ことにはならないでしょう。恐ろしいというのは、それをやる直前に怯えている状態でしかないのです。
罪も罰も存在しません。安心してパンツを脱いでみてください(笑)。 以上。