多種多様な品物が並ぶリサイクル古着屋で、一流品とされているとか人気のあるブランド物の価格と品質がちぐはぐなものを見ると、イメージの価値って大きいんだねぇとつくづく思います。フェイク品の話ではありませんよ。「ヨーロッパの職人が作る伝統の云々」とか言ったって、価値観やセンスの違いというだけでは済まされないほどの下らないものがあります。しかし価格とイメージは超一流です。はて自動車もどうなんだろう…

沢山並ぶセーターやジャケットに触れて、その素材が混紡製品ならウールが何%でその他アクリルやポリエステルは何%なのかを当てて遊ぶことがあるのですが、さて、それにちなんで生じた考えがあります。

アナタは、アナタ何%の生活をしていますか?。 100%が最高で正解?かどうかはさておき、何をどんだけどう紡いでいますか。ウールがアナタ、化繊が他人や社会などの都合や価値だと例えてみます。ウール100ではコスト、重量、メンテナンスの面倒さ、などなど手放しで最良とは言えないという判断もあるでしょう。または素材なんてどうでも良くてデザインや流行性だけ気にする人もいるでしょう。

私は、ウール100%で仕事をする為に、独立しました。50%でも90%でもなく、100。100です。100以外は何%だろうが全部同じことです。オレオレアピール全開で仕事していたいということではないと思います…ただ自分が最良だと思うやり方、あり方の他は、全くやる気が起きないのです。その辺のエゴは強いです。自分がいいと思えない物事を愛することは決してありません。「全ては1つ」とか全ては愛とかいうスピリチュアルや科学の真理など知ったことではありません。全ての人を癒したいとは全然思っていません。

でも服はウールもアクリルも混紡も買います(笑)。デザインはチョー重要(笑)。価格もね(涙)。