昔、県立図書館で見つけて読んだ本(タイトル忘れた)に書いてあった話。

江戸時代、幕府がアイヌを同化させる政策を進めていた頃、あるアイヌ族の長のトンクル(名前)という人を、徳右衛門(トクエモン)と改名させた挙げ句に無理矢理チョンマゲ頭にさせたそうです。 トンクルは、抗議の意志を表すため、絶食し、そのまま死んでしまったそうです。

私はスーツの襟の形と、ネクタイが大嫌いです。なんであんな格好がキチンとしてるような錯覚を皆に起こさせているのか、サッパリ意味がわかりません。
しかし、その意味不明な衣服を着なければ法律的に罰せられるか村八分になるとしたら。私は絶食して抗議するだろうか。トンクルにとって、押し付けられた改名やチョンマゲは、単なるスタイルの好き嫌いという問題ではないというのは明らかですね。自分の命を捨ててまでも受け入れられないものとは、何ぞや。。

皆さんは、そんなトンクルをどう思いますか。アホだと思いますか。江戸チョンマゲ武士より誇り高く生きて死んだチーフだと思いますか。