シンタイコウ的には、ここらへんも『中丹田』の範囲とする。










タットゥが目障りで肩甲骨がわかりにくいですかね…笑
歪んだ猫背のようにも見えますけど、肩甲骨を外へ引っ張り出してる動作の写真です。

さて『腕』とは。『肩』とは。

たとえば肥田式強健術。第1動で腕を左右に放つとき、両肩甲骨をグン!と寄せるように放つ。そのチカラは正中心〜ヒフク筋まで一気通貫します。
第6動も似たようなもんだ。思いきり寄せた肩甲骨で大胸筋がバツーンと開く。

第5動では、肩甲骨はグゥーンと上に持ち上げる。
第7動は、外へ引っ張る。ちなみに写真は第7動のような三角筋鍛練でなく肩甲骨引っ張りに特化した運動です。


シンタイコウ式は、肥田式簡易強健術よりも、肩甲骨運動をもっとハッキリガッツリ行うのが特徴です。
肥田式だって前述のようにやれば、肩甲骨運動は良く行われているものではありますけれども、なにせフォーカスしてる所がアウターマッスル。なのでやや肩甲骨(に限らないが)にまつわる深層筋群を見落としがちになる。

ですが私の行っているシンタイコウとしましては、表層筋肉の発達よりも『勁』を重視しており、結果?的に、より深層の刺激動作を意識的におこないます。


また、肩甲骨の柔軟さは、呼吸力とも関連します。