スピリチュアル系でいうところのアセンション(地球が次元上昇して、人も肉体とともに次元上昇するとかいう話)を鵜呑みにしているよりも、肚に自己を修めるほうがはるかに実際的な在り方だとおもうのですが、


肚を鍛えると→不動心が得られる、力が得られる→よって肚を鍛える という図式は、私はよくわかりません。

肚を鍛えているのは、誰? 肚と自分が分離してはいないでしょうか?

大した肚力がなくても、肚力がゼロという人はいない。自然治癒力は肚や中振の力といっても過言ではありません。
自然治癒力を発揮させるシンプルな方法の一つは、安静です。 安静と瞑想は似ています。どちらも何もしないことです。

何もせず肚を確認できたとき。肚を知覚できたとき。肚に肚を任せられる。不動心があるのは、チカラがあるのは正に肚であって、肚を鍛えている(つもりの)肚ではないナニモノかではない。

勇気とか度胸ってのは、何もしないことである。頭や胸で何もしないから肚に委ねられる。それが結果勇気や度胸を生む。
任せるほどに肚は仕事をします。肚のトレーニングというのは、根性や努力でするのでなく、完全な信頼でするものとおもいます。