「腰を反り、腹を突き出す」

肥田さんのこれだけの言い方で、肥田式のマコトを汲みとれるなら、世話はなかったのかもしれない。だが私は汲み取れなかった。「結果として腰が入り腹がきまる」姿勢をとれるようになるまでにかかった時間は不器用に長かったし、現在進行形であります。


また、肥田さんは腰を反って本動作をするようになったのを「腰からくる腹の力」と言い表したと記憶しているが、これはこれでどういうことか、ここで今の私の体観にもとづき文字にあらわしてみたいとおもいます。

「下腰からくる中腰腹のチカラ」」
尾骨の裏側から腰を巻き上げるチカラが姿勢をつくるのです。
下丹田はよく子宮になぞらえられますが、私は女性ではないので、リアル子宮のことは体感できないから純粋には比較できない。 されどこの下腰から巻き上がる姿勢のチカラを例えていうなら、「裏チンコ」です。裏金玉もあります。さらにいうなら逆チンコも逆金玉もあります。裏チンコにとってのマンコは、自己の体内です。

余談ですが中国気功では禁欲をして精を気に変える修行をしていると、やがて性器がチンチクリンに萎縮してくるといいますが、私はなんだか逆なんだよなあ。表チンコも裏チンコに比例するかのようです。すんごい肥田式っぽい姿勢のチンコになります(笑)。身長も伸びたけどチン長も伸びました(笑) 49才です(笑)。使い途はありません(笑)ボッキさせて鑑賞してるだけです(笑)。

仙道の大周天でいう「出神」とは、この裏チンコの「射精」といえるのかもしれません。精通の到来には時節があるごとくに、修行というものにも時節がある。修行というと、自分が懸命に何かやっているように「自分では」思うものですが、それはせいぜい波の上のサーフである。波を起こしているのは自分ではないのです。