会社のマインドフルネス

お茶漬け海苔で有名な会社、永谷園には、「ぶらぶら社員制度」なるものがあるそうです。

ひたすら世界中をぶらぶら、食べ歩きして、商品開発のネタになりそうな味を探し回ることがその社員に与えられる仕事なんだそうです。すばらしい。


私は、ひたすら、身心をぶらぶらさせ、身心内をぶらぶらし、中心開発のタネを見つけてきた。シンタイコーもいろいろ商品化して 売るべきだろうか。

とうより、さあキミもぶらぶらしようぜ ってことをするほうが楽しいような気がする。つまり、シンタイコーという名のメソッドを売るんじゃなく、「メソッドフルネス」を味わってもらいたいのです。


次回予定
「メソッドフルネス道場 ≪猫の穴≫ 開設準備室 」











役者のマインドフルネス

今をときめく俳優、高橋一生に、かつて、演出家の蜷川幸雄さんがこう言ったそうです。

「なあ一生、演技ってさ、≪なり得た自分になる≫ってことだよな」



高橋さんはこれをキッカケに開眼したところがあったそうです。



私も一応ハシクレ役者だった頃があるので、この言葉は響く。演技とは、よそよそしく他人をやるというようなことではなかった。


「なり得る自分」じゃなくて「なり得た自分」。


「なり得る自分」を追いかけて頑張る人生を生きる人には、努力がある。そして達成がある。
「なり得た自分」を消化する人には、観察がある。そして解放がある。










その十 コーリング

ハラコシの正中心を明確に観照する「観の目」が、頭部の中心にある。
どちらも肉体感覚ではないし肉体ではない。が、肉体は無関係なわけでは全くない。

正中心にまつわるハラコシの弛緩力緊張力をつける必要がある。まとまりもなく動きも不活発であったり、固く緊張しっぱなしである肉体中心部は、ほぐされ、緊張と弛緩の力が豊かにならなければならない。普通、ストレッチというと、目に見えてわかる大きな関節の曲げ伸ばしのことを指すけれども、骨盤の細やかな関節(身体の中心関節)が縦横無尽にストレッチされる必要があるのである。これはあからさまに外見でわかるストレッチではない。しかし中心関節のストレッチは全身に波及する。

中腰に集約される緊張力がすなわち正中心力とは言わないのだけれども、非常に関係は深い。
肉体の中心緊張は、別次元の中心と、出会い溶け合うからである。肉体の中心緊張は「ゆるむ、締まる」の往復を超えて、シフトチェンジする。
正中心に帰るのだ。
その帰還への運動の、そもそもの、もともとは、正中心からの導きである。














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