うたひめさんコメント有難うございます。



さて、来週のサザエさんは? ズンズンチャーチャズンズンチャ、鯛焼きくわえたドラ焼き おおっかけーてっ もとい、前記事の続き。


重力と引力の話は観念的な表現ではなく、ボディワークにおいて、それは顕著な事実であります。
私の云う脱力ってのは、体重を上手く使ってどうの、というレベルの話ではございません。それだと重力の世界の話。 それで武道をやるならば、体重のある人には一生勝てないし、マッサージなどをやるならば、圧迫する力を与えることになってしまう。

チカラの出所は、上から下へ、ではありません。下から上にです。

上手くチカラが抜けているとき、身体にイイ意味での重みを感じるのは、重力の世界。引力脱力は、イイ意味で重みを全く感じない。例えば打撃、例えば指圧、のチカラの出方でいえば、圧力とか衝撃力というより、貫くようなチカラが出る。
イチニのサン的な反動力も使わない。勿論、腕や手の筋力ではない。

リキミを抜いておれば、重力を感じることはできる。 でも引力脱力は、抜くも何もありゃしない。コッチのヘタな意識で何をするとかしないとか、そういうことじゃない。 善も悪もない。正も誤もない。 幸も不幸もなく一切は過ぎていきますというあの有名な小説の境地とも何か違う。過ぎて消えて無くなるわけではありません。無くなるとしたらそれは重力や遠心力の世界の話、なのです。