お年玉です。「リュウ体操」を紹介します。


両手を背中で袈裟掛けのように組んで、胸を開いて肩甲骨を寄せるストレッチ法がありますね。リュウ体操はそこから、上体(背骨)をグネングネンと、蛇がのたうちまわるように動かすのです。立体的に8の字を描くように。上肚が中央で、肚、胸に球体の無限マークをつくるように。そして、





この写真はただのバックベンドですが、前記のストレッチ姿勢(背中で両手を袈裟掛けに組んだまま)でこれをやり、この姿勢でリュウ体操をやりますと、一石二鳥、もとい一石二龍、名付けて「ドラゴンロール」(笑) です。
普通の感性では、こうして地面に身体をつけないようにするために筋肉を硬直させてプルプルして必死に我慢することになりかねませんが、それでは何の意味もありません。やらないほうがましです。そんな我慢筋力などつけていないで、即、自真に身をゆだねてしまえばいいのです。


肥田式などの中心姿勢を、アウターマッスルでしかとれないつまり内からのチカラの出せない表面的な姿勢しかとれないとお悩みのかた、これをやれば一発解消します。しかしこれはこれでやれるかどうかが問題ですが(笑)。しかしこれが出来れば巷の体幹トレーニングや尻トレーニングなど、ダラダラやる疲労運動にしかおもえなくなることでしょう(笑)。

シンタイコウは、肥田式からの影響でできています。ですから運動に極力時間はかけない。そしてその運動と日常動作はシンクロしていなければ意味がない。つまり生死すべての活動はシンタイコウの強弱にすぎないのであります。