ブログを始めて間もない頃、「地に足を着けるのをやめた」という題で、足指で確り地面を掴む動作をやめたら心身のコペルニクス的転換が起きたかのような記事を書きました。

一般的には、地面を掴む動作は良いことです。悪くないです。でも、逆に指は開放することでもっといいことがあります。 重要な鍵ですらあります。特に母趾は、浮かせて立たせたら全身にいいことが起こります。


しかし。身体が固い人は何にも感じず何にもいいことはないかもしれません。伝達力がなければ末端の形を変えても力が通らないからです。綺麗な太極拳が使える太極拳とは限らないように、クンフー、ケイドウがなければどうしようもないのと同じように。

タビや下駄は、母趾の掴む力を養成する作用のためだけに他の指と分けているのではなく、母趾が独立して動けるように、作られていると思われます。

地に足を着ける。人生の教訓的な理念にも使われる語句ですが、真体功からすればそれは単なるリキミでありシバリです。 要りません。足は地に着いているのですから。