♪心に 心に 傷みがあるの 遠くで蜃気楼 ゆれて
(YEN town band、スワロウテイルバタフライ〜あいのうた〜)



肺で肺に息を出し入れするのではないように、胸がギュッと締め付けられるのは、膜が心臓を締め付けるからだす。


私はここ何年かは、毎日のようになにがしかの姿勢エクササイズをしているけれども、昔は、ルーティンワークといえば真向法だけでした。強健術などは大してやっていないです。
ただ力が抜けることによって、姿勢のとりかた、動作の仕方が、開示されてきたのです。そしてそれをよくやるようになっているだけなのです。するとさらに力が抜けるからまたさらに姿勢のとりかたがつぎつぎに開示されて、というサイクルが速くなっているのです
これを『緩慢な練習での脱力からの加速度構築姿勢術』という(笑)。いや、術もなにも、ただそうしたいからしてるだけですけど。

で、体の末端のほうの膜は比較的ゆるめやすくとも、中央部はそう簡単ではありません。そりゃそうでしょう、なんでもそうだ。国家機密とかも、地球のマントルとかも、そうやすやすとは開示されんでしょう。80年代、ビニ本が簡単に買えましたか?ノーパン喫茶に気兼ねなく行けましたか? 買えんかったよなあ!行けんかったよなあ!
うわん(TOT)



えーと、何だっけ。何のはなしだっけ






つづく

ドラゴンテイルバタフライ〜あいのうた〜 1





呼吸法は、たしかに横隔膜運動です。でも、横隔膜を随意で動かす力を強めるばかりが良い呼吸ではありません。

血液の循環は、はたして心臓が一手に引き受けているのでしょうか。もしそうであるならエコノミー症候群など起こらないはずです。
エコノミー症候群を回避しようとして下半身は動かさずただ心拍数を高める運動をするなら、リスクが高まるだけでしょう。


横隔膜も同じ。呼吸力を一手に引き受けているわけではない。
呼吸は全筋膜で行っております。

たとえば腹式呼吸。
横隔膜を一所懸命下げるように頑張っても、大した呼吸力にはなりません。それどころか私は酸欠になる(笑)。
横隔膜は『引っ張られるように下がる』のである。


筋膜はまた、ATフィールドのごとき働きもさせていますので、心理的緊張の住処のようでもあります。他人に侵入されることを極度に怖れる人は、触れられたりするとすぐに筋膜が硬く閉じるか、硬くしたままゆるんでいません。

心理的緊張がほぐれていないままに、意図的で随意的すぎる呼吸法を行うことは、極端にいえば、自身への無断侵入です。合意がなされていない。脱力していないのに腰を反ることとおんなじ。




つづく






先刻、坐ったシセイは、かつてないほどの深みがありました。

しかし、 なんとまあ、 逆に、 まだまだ序ノ口であることを思い知らされました。

どういうことかといいますと。
ポッカリあいた、無限?未知?らしきゾーン?? 、其処に没入しきることのできない自身が、あるのです。こんな雰囲気的な説明しかできなくて申し訳ありませんが。

姿勢の決まりかたは確かに未だかつてないほどのチカラとともにありました。だから未だかつてないほどのキモチの良さですし、肚のディテールは明確です。上肚と下肚のコンビネーションたるや、それはそれはもう、それはそれはです(笑)。


だが、座りながら、(ガキなんだな、まだ)みたいな感覚がありました。
身心脱落なんてぜんぜんしてねぇっつーの。

んだけれども、『くそぅ!俺はまだまだ修行不足だ!よしもっと修行するぞ修行するぞハードな修行するぞぅ!』などという風に思ったところで、どうしようもありません。ガキがガキのまま首を突っ込んではならないのです。


ま、精神的なはなしはさておき、
身体的には、どうすれば良いかという指針は、やっぱり肥田式強健術(だけとは言わないが)に、アッサリと示されている。
そうすれば良いだけなのねと、再認識するばかりである。

それをやりきれていないだけである。



♪校庭の隅 ひめりんごの実 もぎってかじる ひどく酸っぱい

夏の匂いと キミの匂いが 混じり合ったら ドキドキするぜ

時間がほんとにもうほんとうに 止まればいいのにな

二人だけで青空のベンチで 最高潮のときに

(THEハイロウズ、青春)











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